プログラミング事前課題 その2 数値計算と結果の表示
では、数値の計算を行っていきましょう。
やる内容は単純な足し算、引き算、掛け算、割り算とかです。
解説についてはまず、プログラムの見本を見せて
それを打ち込んで貰って順に解説する形式でいきたいと思います。
見本はこのブログにそのまま書き込むので
それをコピーペーストするか(できたら自分で同じ内容を打ち込んで)
実行ボタンを押してみて下さい。
#include <iostream> using namespace std; int main() { // your code goes here int num1 = 2; int num2 = 3; int ans; ans = num1 + num2; cout << ans << endl; return 0; }
結果は
5
と出力されると思います。
Errorが出た人は、書き込んだプログラムの内容がどこか間違ってます。
上の例と比べて間違っている箇所を見つけて修正をお願いします。
では解説していきましょう
まず、一番初めの行です。
int num1 = 2;
ここでは num1 という変数に 2 という数字を入れています。
変数と言うのはデータを一時的に保存しておくための箱のようなものです。
ここでは num1 という箱を用意して、そこに数字 2 を入れていることになります。
num1 の前についている int は 英語のInteger(整数)の略で
num1の種類(ここでは整数)を示しています。
ちなみに行の最後についている ; は行の終わりを示す記号で
日本語で言うところの句読点の。みたいなものです。
忘れずに;を書くようにしましょう。
int num2 = 3;
次に、2行目です。ここも整数を入れるnum2を作って、そこに3を入れています。
次に3行目から5行目です。
int ans;
ans = num1 + num2;
ここでは整数を入れるansという箱を作って
そこにnum1とnum2を足した結果を入れています。
プログラミングでは = の右側の計算結果を左側の変数に入れるルールになっています。
この辺り、普段 1 + 1 = 2 とかの計算をするのと逆になってますが、
まあ、そういうもんだと思って下さい。
次の行を見てみましょう。
cout << ans << endl;
これは変数の中身を結果出力欄に表示するための命令です。
cout <<
と<< endl;
の間に挟んだ変数の内容が結果出力欄に表示されます。
ここではansの中身は 5 なので、結果出力欄には 5 と表示されるはずです。
以上が、プログラミングでの数値計算の基礎です。
では、自分で
int num1 = 11; int num2 = 56;
などnum1やnum2の数値を変えてみたり
int num1 = 2; int num2 = 3; int num3 = -2; ans = (num1 + num2) * num3;
など新しく変数を追加したり、引き算、掛け算、割り算を追加して実行してみましょう。
ちなみにプログラムでは
足し算は +
引き算は -
掛け算は *
割り算は /
の記号で表します。
自分でプログラムを変更してみることで
結果がどうなるかを確かめてみて下さい。
Errorが起きた
プログラムが動かない。
他、質問などありましたら、このブログのコメント欄で連絡下さい。
このブログを毎日見ている訳ではないので
コメント欄に詳細を書いて、Facebookで一緒に連絡をくれるとよりスムーズかもしれません。
次回以降、時間を見つけて、
残りの繰り返し処理なんかについて記事を追加したいと思います。
(当日までの間でそのうち)
では皆さん、当日までの準備よろしくお願いします。